【一泊4000円】ヨーロッパへ陸路の旅 by シベリア鉄道 準備編 Part 1

There is more to life than increasing its speed.
速度を上げるだけが人生ではない。-マハトマ・ガンジー

みなさんはヨーロッパ旅行と言えば、飛行機で行くイメージがあると思います。
ですが!ヨーロッパとアジアは陸続きなのです。つまり…

韓国からフランスまで、歩いて行けちゃうのです!
なのに飛行機なんてもったいない!

という冗談はさておき、実際日本のすぐ近くからヨーロッパへ陸路で行くのは今でも十分に可能です。
歩くのではなく(笑)、鉄道を使います。

そう、世界最長の鉄道、シベリア鉄道に乗るのです!

実は、かつてのシベリア鉄道は日本とヨーロッパを結ぶ最短ルートでした。
あの与謝野晶子も、パリに渡った夫を追うためにシベリア鉄道に乗っています。
ロマンチックですね!

航空機の普及により、ヨーロッパへの移動手段としてシベリア鉄道に乗る人は少なくなりました。
ですが、極度の飛行機嫌いで知られるデビット・ボウイなど、それでも多くの文化人がシベリア鉄道に乗っているのです。

誰でも簡単に乗れてしまう飛行機ではなく、シベリア鉄道に乗る。
それはかつての文化人たちが物思いにふけった旅路をたどるということです。
そう、凡人が物憂げなふりをするにはピッタリの鉄道といえるでしょう!

そんな魅力が詰まったシベリア鉄道。
今回、私が全線を制覇してきたので、そのすべてをお見せしたいと思います!

予算はどのくらいかかる?

シベリア鉄道に乗るには、二つの方法があります。
旅行会社で頼むか、自分で手配するか、です。

一番信頼できるのは旅行会社でしょう。トラブルにも対応してくれますからね。
しかし、何と言っても値段が高い

いくつか調べてみたところ、シベリア鉄道全線走破ツアーで15~20万円程度が相場のようです。
乗車券の手配だけというサービスもあり、これも1等車両10万円2等車両6万円くらいが相場。

一方で、私は2等車両に3万3000円で乗ってます。
(1ルーブル=1.9円で計算。2017年11月のレート)
これ、安くないですか?このお値段の理由は、自分で手配したからです。

以下では、私が安く調達した方法を書いていきます。
「旅行会社でいいや…」という方も、ビザ取得などは参考になるはずなので、ぜひ!

準備から出発まで

シベリア鉄道に全線乗ってヨーロッパに行きたい!けど、そんなに高い値段は払えない!
そんな私が出発までにしたことは以下の通りです。

  1. フライトを調べ、予約
  2. シベリア鉄道の切符を買う
  3. ロシア国内のホテルを予約
  4. 入国ビザを取得

「え、ビザがいるの?」とか、「切符の後にホテル?」とか、疑問だらけの方も多いと思います。
ですが、すべてにちゃんとした理由があります。

その理由は、次の記事にて大公開します!

【一泊4000円】ヨーロッパへ陸路の旅 by シベリア鉄道 準備編 Part 2

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